ワット・パイロンウア
小さい時に、よくお婆ちゃんに、嘘ついたり、悪いことすると 地獄 に行くよ。そして閻魔さんに舌を抜かれるよ、っとよく言われたものです。
この発想はどこから始まったのでしょうか。全世界共通なんでしょうかね。
タイにも 地獄 はある様で、各地にその様子を表現しているお寺があちこちに、点在している様です。
その総本山とでも言いましょうか、それがバンコクの北、スパンブリ県にあるワット・パイロンウア。
独特の世界観とゆるい感じのオブジェたちが脈略もなく陳列されています。
これは子供達に教育的な一貫からこう言う世界を見せて、悪いことしちゃこうなるよと教えるためらしいです。
う〜ん、きっとトラウマになる様な気がするんだけれでども、それが良いのかな。
行き方
行き方はいたって簡単。
南バスターミナルに行って、そこで68番のバスに乗り換えるだけです。
バス511
この、南バスターミナルまで行くのが不便なんですよね。
私の住むオンヌットからでは511のバス一本で行けるのですが、アソークを抜ける辺りまでは渋滞に巻き込まれるので、
結構時間がかかります。今回は8時のバスに乗って、9時半着。帰りは2時間以上かかりました。
ちなみに511の冷房車は行き先を告げなければいけないのですが、South Bus Terminalでは通じないかも知れません。
タイ語では ⌈ สายใต้ใหม่ サーイ タイ マイ⌋ と簡単に言えそうですが正確には、サーイもタイもマイも、全部声調が違うし、
タイはまた国のタイとは少し違う息使いをするので結構厄介な単語ですね。
意味は⌈新しい南路線⌋てな感じですかね。
ターミナルに着くと、すごい呼び込みされるんですよね。
手招きされて、Where are you going?ってあちこちから。
バス68
全然無視して、ロットゥーの止まってる後ろ側に、赤い68番バスが停車していると思いますので、車窓さんに一応、ワット・パイロンウアに行くか確かめて、時間と値段を聞いて。10時発で50バーツ。 でも帰りは45バーツだったんですがね。
お金は乗り込んでから、運転手が途中で回収しにきました。
きっとバスはオンボロだと思い、クッションをバックパックに詰め込んできたのですが、意外と外見とは裏腹で、シートとかは継ぎ接ぎだらけなんだけど、掃除が行き届いてる感じで、床もシートも窓もピカピカでした。クッション使わなくてもよかったですね。
なぜかシートベルトは付いているのですが、紐で結ばれていて使えなくなっていました。
地図
ちょうど1時間半でワット・パイロンウアに到着しました。途中右側に大きな白いブッタの頭が見えてきたところくらいで、運転手さんがもうすぐ着くよって知らせてくれました。
このお寺、地獄寺だけがある訳ではなく、ものすごい広い敷地内に色んなお寺やブッタが建っております。
全部のお寺をしっかり見れば、そこそこ時間を費やすかも知れませんが、私の目的は地獄寺だけです。
地獄にたどり着くには地図では500メートルとなっていますが実際には650メートルぐらいありました。
一応、地獄と天国があるみたいですが、天国ちょっと覗いてみますか。
天国
別に天国ではないですね。
では地獄を見てみましょう。
地獄
昔から言い伝えられてる、地獄のイメージなんですかね。
それとも現在のクリエーターさんが考えた物なのかな。汚物を飲まされてる人がいたけど、そんな発想どこから来るんだろ。
確かに、少し前に流行ったドラマ、⇒ブッペーサンニトワートの中にも、ここにいる様な鬼達に追い掛けられてるシーンがありましたが。
帰り方
帰りは入ってきた門の右隣に小屋の様な物が建っていますので、それがバス停です。
私は1時30分から待ってましたが、2時15分にバスは来ました。
きっと1時間置きに走ってる様な気がします。
結構な人がもう既に乗っていて、半分以上埋まってました。
帰りはなぜか45バーツ
まとめ
行くまでは、色んな世界観で区画分けされてストーリー性があると思いきや、例えば、釜茹での刑やら、串差しの刑やら。でも全て一箇所の限られた場所に、ごちゃ混ぜに乱雑にディスプレイされてるだけで、はじめ見た時は、失敗したオブジェをここに捨ててあるのかなっと思う様な展示の仕方。
もうちょっとアイデア出して、ディスプレイの仕方を何とかすればもっと面白い観光場所になると思うんだけどな。
結構時間かけて行った割には、1時間もあれば見終わってしまう。
時間かけて行って見る価値があるのか疑問です。
この写真とビデオで十分かも。
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